むし歯になりやすい場所をご存知ですか?効果的な歯磨き
みなさま、こんにちは。
川口市 南鳩ヶ谷駅エリアにある、はとり歯科医院です。
「毎日ちゃんと歯を磨いているのに、むし歯
になった!」
もしそんな経験があるとしたら、歯磨きのやり方が間違っているのかもしれません。
お口の中には、むし歯になりやすい場所があります。
全体を磨くのはもちろんですが、特にむし歯になりやすい場所は念入りに磨く必要があります。
そこはどこなのか、見ていきましょう。
□歯と歯のすき間
□歯の根元、歯ぐきとの境目
□歯並びが悪くて、歯が重なった部分
□奥歯の噛み合わせの部分(特にお子さまはデコボコが深い)
□歯の治療跡の詰め物・被せ物の境目
以上の5点が、お口の中で特にむし歯になりやすい場所です。
これらには、食べカスや歯垢がたまりやすいという共通点があります。
唾液が流れにくい場所なので、自浄作用でお口の中をきれいにする唾液パワーが働きにくいのです。
みなさんは、何を使って歯を磨いていますか?
もし歯ブラシ1本だけだとしたら、とても上手に磨けていたとしても40%もの磨き残しが生じます。
というのも、一般的な歯ブラシではヘッドが大きすぎるため、上記のようなむし歯になりやすい場所がほとんど磨けていないからです。
デンタルフロスや歯間ブラシなど、歯と歯のすき間をケアする歯磨きの補助アイテムや、ワンタフトブラシという先が丸く小さいヘッドになった小回りのきく歯ブラシをプラスした歯磨きをすると良いでしょう。
歯間ケアグッズを追加した歯磨きを行うと、かなりお口の隅々まで磨くことができ、磨き残しを20%くらいまで減らせます。
残りの20%は、セルフケアでは磨けないところに溜まった蓄積汚れなので、歯科医院でプロケアを受けて清掃しなければ落とせません。
この蓄積汚れを放置していると、「毎日歯磨きしているのにむし歯ができた!」という事態に陥る可能性が高まります。
4カ月に1回くらい、定期的に歯科医院に通い、検診とプロによるクリーニングを受けるようにしましょう。はとり歯科医院では、患者さま一人ひとりのお口に合った正しい歯磨き指導を行っています。
徐々に、ご自身でも効率よい歯磨きができるようになって、セルフケアの精度が上がります。一緒にむし歯ゼロを目指したケアを続けていきましょう。