「歯間のケア」を優しく簡単に行えるグッズを紹介
みなさま、こんにちは。
川口市 南鳩ヶ谷駅エリアにある、はとり歯科医院です。
むし歯や歯周病予防の基本は毎日行う「歯磨き」です。
きちんと磨いていても、歯と歯の間にはブラシの毛先が届きにくく、食べ物のカスが溜まりがち。この歯の間の落としきれなかった汚れがいつしか歯垢になり、むし歯や歯周病、口臭などを引き起こす原因となります。
歯と歯の間に溜まった歯垢は歯ブラシだけでは6割ほどしか取り除くことができないといわれています。その歯垢には実に多くの細菌が潜んでいます。
つい最近、歯周病とアルツハイマー病との因果関係が解明されたというニュースが話題になりました。歯周病の原因である歯周病菌も歯垢や歯石に多く存在する細菌です。その歯周病菌が発生させる毒素がアルツハイマー病の原因物質を増やし、認知症の症状を悪化させることが明らかになりました。
このような事実から、むし歯や歯周病はもちろん、認知症といった重篤な病を予防するためにも、歯と歯の間の歯垢を取り除くこと(歯間のケア)がいかに重要かがわかります。
歯間ケアに適したグッズは「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」が代表的です。
デンタルフロスは弾力のある細い繊維を束ねた糸で、歯と歯との間の歯垢をしっかり取り除くことができます。
デンタルフロスはブラッシング後に行うのが効果的です。鏡を見ながら、歯ぐきを傷つけないように注意して使用してください。
糸が引っかかる場合は歯と歯の間に歯石がある、むし歯ができていることが疑われるので、歯科医院を受診しましょう。
歯間ブラシは、歯と歯の間に隙間に残る汚れを掻き出すのに効果を発揮します。
形状やブラシ部分の素材にいろいろ種類がありますが、歯の隙間の大きさに合ったサイズのブラシのものを選ぶことが大事。ブラシの先が乱れてきたら取り換え時のサインです。
今回、歯間ケアに最適なグッズとしてデンタルフロスや歯間ブラシをご紹介しました。
ご自分のお口に合ったグッズの選び方や使い方について「もっと知りたい!」と思われましたら、お気軽に当院までご相談ください。
おひとりおひとりのお口の状態に合わせたお手入れ方法をアドバイスいたします。