いつ歯を磨く?「寝る前の歯磨き」が効果的です
みなさま、こんにちは。
川口市 南鳩ヶ谷駅エリアにある、はとり歯科医院です。
むし歯や歯周病の予防のために行う、毎日の歯磨き。
ここ数年で予防歯科に対する意識が高まり、毎日歯磨きを行っている人、さらには1日2回以上の歯磨きを行っている人は、以前に比べると格段に増えています。
毎日、歯磨きをがんばっていると思いますが、歯を磨く理想のタイミングはいつなのか、ご存知ですか?
1日3回の食後すぐの歯磨きがおすすめなのは、もちろんですが、特に大切にしたいのは夜、寝る前の歯磨きです。それには理由があります。
眠っている時は唾液の分泌量が大きく減少しますので、お口が乾燥した環境になって、むし歯菌や歯周病菌が活発化しやすいのです。
唾液には驚くべきパワーが秘められていて、むし歯や歯周病の予防に役立っています。食べカスや歯垢を洗い流す自浄作用や、抗菌作用もあります。
だからこそ、唾液の量が減ってしまう就寝前は、しっかり歯磨きをして、お口の中の細菌を減らすようにしましょう。
そして、むし歯や歯周病の発症リスクを抑えることが大切です。
昼間も口呼吸がクセになっているとお口の中が乾燥してしまうので、鼻呼吸に戻すように練習してください。
寝ている間に無意識に口呼吸に戻ってしまうという場合は、お口の乾燥を防ぐためにマスクをつけて眠るとよいでしょう。
水分の摂取が不足していたり、過度なストレスがあったりすると、それが原因でお口が乾きます。ストレスをためないリラックスした暮らしを心掛け、細菌に負けない口内環境をつくりましょう。
歯磨きを行う際、歯を磨く道具の選び方も重要です。
毎食後と就寝前の歯磨きが大切ですが、その中で1日1回以上は、歯間ブラシやデンタルフロスを使った歯間ケアをするようにしてください。
歯間ケア用のアイテムを採り入れずに歯を磨いていると、毎回約40%もの磨き残しが生じてしまいます。
毎日のセルフケアの精度を上げて、歯の健康を長く維持していきましょう。