みなさま、こんにちは。

川口市 南鳩ヶ谷駅エリアにある、はとり歯科医院です。

日本人が歯を失う原因として最も多い「歯周病」。

近年は予防意識が上がり、高齢になっても自分の歯を20本以上残せている人が増えています。

同時に、残っている歯が多いからこそ歯周病の症状が出ている人が増えていることも確かです。

歯周病は、痛みのようなわかりやすい自覚症状が少ないため、気付いた時には抜くしかないほど悪化していたということも多いのが特徴です。

もしかして歯周病？と思ったら、セルフチェックしてみてください。１分くらいで簡単に確認できます。

●朝起きると、お口の中がネバネバしている。

●歯を磨いた出血する時がある。

●硬いものを噛みにくい。

●歯ぐきが腫れる時がある。

●歯ぐきが下がって、白い歯が長くなってきた。

●歯と歯のすき間が広くなってきた。

●歯が浮く、グラグラする。

（厚生労働省の健康情報サイトe-ヘルスネット参照）

痛みや沁みるといったわかりやすい症状が出れば発覚しやすいのですが、上記のような症状は多忙な日常生活では見逃しがちではないでしょうか。

痛くないので大したことがないと思ってしまうかもしれませんが、このような症状があると、すでにかなり歯周病が進行しているかもしれないのです。

歯周病は、歯の汚れが蓄積された歯垢を温床として増える細菌が毒素を出し、歯ぐきに炎症を起こします。

腫れ、出血などを伴い、次第に歯を支える骨を溶かしていくため、歯が浮いたりグラグラしたりという状況に陥ります。そして、最終的には抜歯を免れなくなることも…。

特に、45歳以上の方、喫煙者、妊娠中の方、糖尿病にかかっている方、そして歯磨きが十分でない場合は、歯周病になりやすいといえます。

日本人の80％は歯周病といいますから、このような高いリスクを抱えている人の中は、自覚のないまま既に軽い歯周病にかかっている人も少なくないでしょう。一度、歯科検診を受けてみるようにしてくださいね。